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Mhong Tree

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有機栽培の米救出作戦!?

先日、ひょんなことからあるお米の話になった。まさか自分のこんな近くで起こっているとは。。。
テンのお姉さん家族は半農半X生活を送っています。彼らの中で米作りはあまりにも生活の一部になっていたので”仕事”感覚がまったくなく、会話にもほぼでないほどだったので、私も知らなかったのです。
私も時々遊びに行っては眺めていた田んぼ。。彼らのものでした!
しかも、なんとEM菌だけをつかった、オーガニックのお米!!!!!
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でも、この家族、今年は化学薬品を使うことを考えてしまっています。。。。これは緊急事態!!!

コトの始まりは10年以上前のこと。まだまだ農家も周りに多く、でも農家の生活はとても苦しかったそうです。当時はこの田んぼもケミカルなものを使っていましたが、そのケミカルなものすら農家にとって結構高価なものでした。そこで、テンがいろいろ調べた結果、テンはこのお姉さんのだんなさんにEM菌を使うことを勧めたそうです。最初はおじさんは躊躇したものの、テンとこの家族の信頼は厚く、おじさんはEM菌を使ってみることにしました。
最初の数年は、難しいことばかりでした。
労働量は増えるし、とれるお米の量もケミカルを使っていた時より減ってしまいました。
でも、この有機栽培のお米を救ったのは、おじさんは田んぼで働くことが本当に好きだったことです。
毎日毎日田んぼに出ることが、心の安らぎだったそうです。

そして7、8年たったころ大きな変化が出てきました。

まず、田んぼの土が大きく変わりました。ケミカルを使っていた頃より土がやわらかく、田んぼを歩くと足がずずずーっと深く沈むようになったそうです。お米の苗が深く根付くようになりました。
そして、おじさんの足。
今までは、そのケミカルの影響でおじさんの足は肌荒れがヒドく、切れたりただれたりしていたのが、この頃からスッキリなくなってしまいました。
田んぼの周りの水路にお魚がいっぱい泳ぐようになり、そのお魚も取って食べられます。
お米の収穫量もしっかり増え、今ではこの敷地全体でとれたお米は家族で十分に食べられる量2年分と更に毎年マーケットに売りにいくほどになりました。

そして10年ほどたった今、ある危機が訪れました。
まず、おじさん自身がどんどん年を取ってきて、おじいさんと二人だけではなかなか大変になってきました。
それに輪をかけて、数ヶ月前、おじさんはバイクに乗っていた時に交通事故に遭い、右膝の骨がくだけてしまい、手術とリハビリのため未だに病院に入院しています。

これは一大事です!

おかあさんはマーケットで野菜などを売っています。息子が代わりに田んぼの仕事をしたり、おじさんがやっていた他の仕事を代わりにやっていますが、息子はおじさんのように田んぼの仕事を楽しんではできないのです。でも、もちろん今は家族が協力しなければいけない時。田んぼの仕事は自然の流れなので待ってはくれません。
でも、楽しんでできない仕事は辛いもの。そして、まだまだタイ社会では有機農業の知識は広がっておらず、”簡易””ケミカル”が支持されているのが現実。お米を売る先のマーケットでは、この心を込めて作ったオーガニックのお米はびっくりするほど安い値段でしか買い取ってもらえず、しかも他のケミカルなお米と一緒になにもいわず売られています。

そこで、お母さんは今年は仕方ないけれどケミカルを使おうかと考えているそうです。まず、働き手がいない上に、重労働。売値はケミカルを使おうとなにも変わらない。。。

でも、ケミカルをまた使ってしまったら土が死んでしまいます!
一度汚染された土が再びいまの良好な状態に戻るには、またかなりの努力と最低5年はかかってしまいます!

続く。。。。。。。。
by mhongtree | 2012-07-05 12:32 | もぐもぐ。。。
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