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Mhong Tree

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カテゴリ:くるくる。。。( 5 )

変化は突然に

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今日はちょっとわたし的にショックなおはなしです。

もうUn.Re-Freeブログではお話ししたことなのですが。。


先月半ばのある日、私たちのお洋服を担当してくれていたCちゃんから電話がありました。

そしてCちゃん、


「私、あと2週間後に韓国に行って働く。」


と。


その電話のつい1週間前に話したときは、そんな気配は何もなかったのに!

本当にびっくりして、すぐに会いに行きましたが、会っても韓国行きについてCちゃんが話せることはほぼ何もありませんでした。


ただ、決断に至った理由は、もう今の生活に疲れてしまったこと。

ギャンブルにはまった元旦那さんのせいで抵当に入れられてしまったもののローンの支払いは終わったものの、まだ家のローンが何十年も残っている。今から更に365日休みなくはたらき続ける将来に嫌気がさしたそうです。


ことの発端は、モン族の働き手を他の国に斡旋する業者を頼って韓国に渡った同じモン族の女性とフェイスブック上で知りあい、Cちゃんはその人を“友達”とよび、 たくさんのお金が短期間で稼げるということを信じて自分もその道を選ぶことを決めたそうです。

行く先は韓国というだけで、韓国のどこで、何の職種なのか、いくら稼げるのか、稼いだお金はどうやってタイに仕送りするのか、韓国の銀行のことや携帯電話のことも出発当日になっても何も知らず、彼女は子供二人をおいて行ってしまいました。約4〜5年は働いてくるそうです。


何を聞いても、「友達が大丈夫と言っているから。モン族の友達がいるから。モン族だから信じる」としか答えないCちゃん。


以前、同じ地域の私たちと一緒に制作をしたことのあるモン族の方も、 例えば日本のとある有名な車の会社やアメリカの親戚を頼って働きに行ってしまった人達もいます。でも、その時の状況とは”準備“面や”情報"面が全く違う今回のCちゃんの状況。


出発前日に、どれほどCちゃんが何も知らない状態で韓国に入るのか心配で話そうとしたのですが、

「今の生活を変えられるのだったらなんでもする!何だってできる!」と。


一緒にいた妹さんには


「じゃぁ、誰がCの生活を助けるの?私たち誰もCの生活をサポートすることはできないのよ。そうしたらお金をたくさん自分で稼げる方法をとるしかないでしょ」と。



彼女の決断に反対する家族は誰もおらず、「お金をたくさん稼いでこれる」ということだけをみんな信じて彼女を送り出しました。


今まで隣の街にしか行ったことのなかった彼女。14歳で山を下り、隣街の縫製工場で糸切りとして働き、16歳で結婚、二人の子育て、結婚して工場をやめてからは家で縫製の仕事をしていたので、家族以外”友達”と呼べる人が周りにいなかったCちゃん。

子供二人(10代)を家において、家や他の家族と離れて知らない土地で働くという決断をした彼女の心境は、本当に疲れきってしまっていたのな。それとも状況を心底変えたくって、希望を持って そのチャンスをつかんだのか。


ここ2年は特に、私とCちゃんは、彼女の女性としての立場のこと、モン族と他の民族や国のこと、お裁縫のこと、夢のこと、食べ物のこと、恋愛話などなど、本当にたくさん話せてきたと思っていたのに、今回のことはあまりに突然でした。

もしも長男が進学のことに迷っていたらぜひ相談にのってあげてほしい、とだけ お願いをされました。


先日、Cちゃんに「届くのかな〜?」と思ってLINEでメッセージを送ってみたら、

雪景色の写真を送ってくれました。


一言


「元気だよ」


とだけ、送ってくれました。


最初私は心配だけでいっぱいでしたが、きっとこれはCちゃんにとって、人生を変える大きなチャンスなんでしょう。Cちゃんは私が関わってきたモン族のお母さんの中で一番他の文化にもオープンで、自分の目で見て、自分で考えて新しいものを取り入れようとしていた人です。


どうかCちゃんが危ないめに遭いませんように、無事に、そしてなるべく早く帰って来れますように。




もしかしたら今回の投稿は随分読み辛い文章になってしまっているかとおもいます。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。


来年は、そんなCちゃんのことをお話ししたり、彼女の手刺繍の作品や私自身の作品、他のお母さん達の商品などをお見せできる機会を設けていきたいと思っています。そして今後のMhong Treeと他のお母さん達との在り方もこの年末年始にきちんと考えてみたいとおもいます。


またいろいろ決まりましたら、こちらでお知らせしていきます。







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by mhongtree | 2017-12-22 18:48 | くるくる。。。

インゲラ ベーントソンを訪ねる

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先週のはじめ、スウェーデンのリネン製品のデザインを手がけてきているデザイナーインゲラの家を訪ねてきました。私が今チェンマイで作り始めたばかりのお洋服のラインのことについて、きっといろいろためになるからなんでも聞いておいでと隣人が紹介してくれました。 彼女のお家は彼女のアトリエにもなっていて、小さな島々が浮かぶ海沿いのおじいさんから受け継いだ古いお家なんです。この眺めは彼女のアトリエから。

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インゲラは現在も、スウェーデンで2つしかないリネンの会社のうちの1つVäxbo Linのお仕事をしています。 
とっても静かで落ちついた話し方をするインゲラ。物腰がエレガントで素敵な女性です。

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彼女のアトリエには織り機があります。手前のはサンプルを作るためだけの小さな織り機。とってもかわいい〜。

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たくさんのリネン糸。アトリエを案内してくれながら、スウェーデンでのリネンやコットンについて、ヨーロッパでのリネンの話や、リネンの質や生産国のはなしまで、いろいろと教えてくれました。スウェーデンのテキスタイルの状況について殆ど何も知らなかった私にとって、想像していたことと大きく違っていたり、意外な答えが返ってきたり、全てがとてもおもしろく、勉強になりました。彼女がリネンの話をするときは、食事をしているときとは違って、とても力強い印象を受けました。それもまた素敵。。

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彼女が用意してくれていた夕食。テーブルセッティングがとても美しい!

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夕食は緑のスープ。季節のお野菜ネッスレのスープです。

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デザートは同行してくれたインゲラの友人であり、スウェーデンの私のお家の隣人であるレーナの手づくりケーキ。アーモンドのケーキに、ラズベリーとブルーベリー、そしてホイップクリームをトッピングしたものです。とってもおいしかったです♪

それから、、、、、

私たちがチェンマイで作っている新しいお洋服のサンプルを試着してくれました。

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彼女自身も会社でのリネン生地を使って洋服を作ったりしていたそうです。 なので、こうやって私たちの洋服を試着しながらも、服の制作についてや生地のことなどいろいろとアドバイスをしてくれて、最後にはパンツを3着も注文をしてくださいました!気に入ってもらえてとてもうれしい〜〜!!! 正直にいうと、まさか彼女が注文してくれるなんて思ってもいなかったのでとても驚きました。ノンチャウ、喜ぶだろうな〜♪ ふふふっ。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、家に帰ったのはなんとほぼ深夜12時!この日彼女と話したことで頭はパンパン!しっかり整理して、きちんと自分の力にしていかなくっちゃ!

次の日、インゲラからメールをいただき、私たちのウェブをみてとても共感してくれ、そして初めてアジアの山岳民族のことを知って新しい世界が開けたと、そしてまたぜひ私に会って話をしたいといってくださいました。

もう、うれしくってうれしくって.....!

次回合うときまでに、リネンや他の生地について少し勉強して、またいろいろお話ししたいともいます。もちろん、チェンマイでのお話は何時間でも。。。。:D

本当に素敵なインゲラとのご縁をいただけて大感謝です。

この機会を作ってくれたレーナ、レイフ、アニタ、どうもありがとう!









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by mhongtree | 2016-05-10 04:43 | くるくる。。。

焼きもの三昧 ー 週末のアンティーク

先週末と今週末、“恒例の”セカンドハンド ハンティングへ出かけました。 街のあちこちにセカンドハンドショップがありますが、何を探し求めているか、で行く場所がきまってきます。 私のお目当てはキッチン用品、セラミック、布が主なもの。もちろん、いつも何か見つかる訳ではありませんが、長年かけて結構いいものを見つけてきました。

今回の大ヒットはこちら。

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ダンスクの片手鍋。鉄鍋なので結構重いです。黒のつや消しボディは初めてみました。めずらしい!?中はかなりコンディションのいいホーローです。 以前は白を持っていましたが、タイに行く際にだれかにあげちゃったような気がします。

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そして有名なStig Lindberg/スティグ リンドベリィのBerså/ベルソ。 中皿です。少し中心の釉薬が擦れていて葉っぱの模様までもが薄れていましたが、それでも現行版より味のある風合いが好きです。10年くらい前はもっといい状態の物がセカンドハンドでも見られましたが、やはり時とともにセカンドハンドにでるものも古くなってくるんですよね。あと、焼き物に関してはスウェーデンでは(デンマークもそうかもしれませんが)自動食器洗浄機が大体何処の家にもアパートにもついていてそれで食器洗いをするので、数年自動織機洗浄機を使用したアンティークのお皿は釉薬の表面が波打つように曇った状態の傷がついてしまうようです。そのような食器をたくさん目にします。

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そしてこちらはRörstrandの DROTTシリーズの大皿。大体どれもシリーズでコップや小皿、中皿、ポット、ジャグなどなどあるのですが、私は大皿かメインの食用の皿を1つだけ買って他のお皿と合わせるが好きです。 

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特に大皿はこんな風にフルーツを置いておくだけでも楽しい♪


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それから週末の午後は先1週間のパンを焼きます。

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夜8時くらいの窓からの眺め。大分明るいです。実は、私たちのWebサイトのスタートページの写真は、この家のキッチンの窓からの風景を使っています。 http://mhongtree.com/index.html 

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そして週末の夜は簡単に。。。 パパに作ってもらうワッフル、もしくは パンカーカ(クレープ)。昨日はワッフルでした。ジャムと生クリームを添えていただきます。

来週末はもしかしたらオークションに参加できるかもしてません。。かも!ですが。。とっても楽しみです♪












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by mhongtree | 2016-05-01 18:26 | くるくる。。。

焼きもの三昧

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去年かな、アニタ カールソンが作った展示会用のカタログ。

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そのなかに私の名前の作品が!
アニタはあるシリーズの作品に全て女性の名前をつけたんです。その中のひとつが私の名前♪
この作品もめでたく売れたそうです。:)

ちょっとびっくりしたけど、とってもうれしい〜。
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今、ほぼ毎日アニタのアトリエで制作しています。

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私は主に石膏を使って焼き物を制作します。 焼き物をせっせと作っていたのはタイに来る前のこと。もう数年前になりますが、またはじめると当時のリズムと勘がもどってきます♪楽しい〜! どんな作品が出来上がるか、どうぞお楽しみに。この作品の発表できるのが8月以降になります。

スウェーデンに来てから、今まで予定していなかったことがどんどん起こっています。そしてそれがこの先の私の行動につながっているのがうれしくて、ちょっと興奮気味。焦らず、流れにのりつつ、方向を決めて行きたいとおもいます。

ここからは、ちょっとごはんの紹介。

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スウェーデン、今年はかなり寒い春?なのか、春が来るのがゆっくりすぎるのか、オーブンを使った温かいお料理が自然と多くなります。 これは、ポテトグラタン。

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サラダ、キュウリのピクルス、リンゴンジャムとハロミチーズを添えて。 とっても我が家のママのごはんです。

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ベリーのパイ。ブルーベリーとラズベリーの2種類が入っています。

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バニラソースをかけていただきます。 私は生クリームより断然バニラソースが好きです〜。

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サーモンのソテーとポテト、ほうれん草のラビオリにチーズソースがけ。そしてサラダ。
サーモンは一切れずつカットして冷凍されているものを常備していたり、ラビオリも茹でればいいだけの簡単ごはん♪

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そしてタイのグリーンカレー。これがまた大好評で、こちらに来てもう3回くらい作りました☆
こちらの人はあまり辛いおのは食べられないのでかなりマイルドに仕上げました。
3回目は生クリームを使ってかなり濃厚なものになりました。

まだまだ寒いスウェーデン。日々10度以下です。 早く暖かくならないかな〜。
またちょっとしたことをスウェーデンからレポートしたいと思います。







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by mhongtree | 2016-04-30 16:05 | くるくる。。。

Anita Carlsson と。

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只今スウェーデンにいます。例年より暖かくなるのが遅いらしく、風が吹くと本当に本当に寒い!! コートや帽子は必須です。 ところで、今回私がスウェーデンに戻った理由の1つは、ヴェストラヨータランド地方にいるアーィスト Anita Carlson のスタジオで一緒に制作することになりました。そして、彼女は釉薬の魔術師!そのテクニックを伝授してもらえるんです! 私はそのお返しに石膏での型取りなど、私の得意分野である石膏のお仕事のお手伝いをします。

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この澄み切った透明感があり、オーガニックな色合いが彼女の作風。私もずっとセラミックデザインをやってきましたが、このAnitaの色が一番好きなんです。 

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今回、ちゃんと釉薬の本も私用に用意してくれていました。
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がんばります!!

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これからしばらく、こんな感じのことをレポートしていこうとおもいます。
お時間がある時に、どうぞおつきあいくださいませ。



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by mhongtree | 2016-04-23 15:00 | くるくる。。。